2026年時点のAI比較メモ ― 今後どのAIを使うか見直す

2026年9月時点で、今後どのAIサービスを中心に使うのがよいか、一度見直すために調べた内容をメモしておく。

対象は主に、

  • ChatGPT
  • Claude
  • Microsoft Copilot
  • Gemini

の4つ。

AIを比較するとき、モデル性能や市場シェアだけを見ても、自分にとって最適なサービスは決められない。

実際には、自分がAIを何に使っているかによって評価はかなり変わる。

そのため、まず現在の自分の使い方を整理し、そのうえで各AIの特徴や市場動向、開発能力などを比較する。

市場シェアや企業評価などはあくまで参考情報。

自分がどのAIを使うかを判断するための、比較的客観的な材料として確認している。

自分がAIを何に使っているか

どのAIを選ぶかを考えるには、まず自分が実際に何に使っているかを整理しておく必要がある。

これまでの利用内容を振り返ると、大きく次の5つに分けられる。

1. プログラム開発

現在、最も利用頻度が高い分野。

React、React Native、Flask、Docker、Keycloakなどを使った開発で、

  • 設計の相談
  • コード作成・修正
  • エラー原因の調査
  • テスト
  • CI/CDの構築
  • Codexへの作業指示作成

などに使用している。

単純なコード生成よりも、設計から調査、実装、テストまで一連の開発作業で利用することが多い。

2. サーバー・Webサイトの管理

自分で管理しているサーバーやWebサイトの運用にも使用している。

例えば、

  • Docker、Nginx、SSL/TLSなどのサーバー設定
  • WordPressの修正や記事作成
  • WordPressへの自動投稿
  • PageSpeedなどの性能改善
  • HSTSやHTTPヘッダーなどのセキュリティ確認
  • 脆弱性診断結果の分析
  • アクセス状況の分析
  • Webサイトやアプリ用のアイコン・画像作成

など。

問題が起きたときの原因調査だけでなく、実際の設定変更やWordPress操作までAIに任せるケースも増えている。

3. 通常の仕事

プログラムとは関係のない普段の仕事にも使用している。

例えば、

  • 仕事に関係する市場調査
  • 商品や技術の比較
  • 新しい技術やサービスの調査
  • 提案資料の内容確認
  • データや資料の整理
  • メール文面の作成・修正
  • 社内外へ説明する内容の整理

など。

以前ならWeb検索、Excel、資料、メールをそれぞれ別に使っていた作業の前段階を、まずAIで整理することが多くなった。

4. 調査・比較・判断

仕事や開発に限らず、分からないことを調べたり、何かを選択するときにも使っている。

例えば、

  • AIサービスの比較
  • ソフトウェアやクラウドサービスの比較
  • 経済・市場データの確認
  • 製品や技術が普及した理由の調査
  • 自分の考えや仮説が正しいかの確認

など。

検索結果を一つずつ読むというより、

AIで全体像を把握 → 気になる部分を追加調査

という使い方がかなり増えた。

今回のChatGPT、Claude、Copilot、Geminiの比較もその一つ。

5. 定期実行・自動化

AIをその場で質問するだけでなく、決まった作業を定期的に実行させる用途にも使用している。

例えば、

  • Webサイトのアクセス状況を定期的に分析
  • 改善候補を抽出
  • 優先順位を付ける
  • 定期的な確認作業
  • リマインダー

など。

単発の質問だけではなく、

調査 → 判断 → 実行 → 確認

という一連の作業でAIを使うことが増えている。

今後はこの自動化部分の利用がさらに増えそう。

自分の使い方からAIに求めるもの

改めて整理すると、自分のAI利用はプログラム開発だけではない。

大きく分けると、

開発
+ サーバー・Web運用
+ 通常業務
+ 調査・判断
+ 定期実行

という使い方になっている。

そのため、自分の場合は「一番コードが書けるAI」を探しているわけではない。

必要なのは、

  • コーディング
  • Web検索
  • 技術調査
  • リポジトリ解析
  • WordPress操作
  • 文章作成
  • 画像生成
  • ファイル解析
  • 自動化

などを広く扱えること。

この前提で各AIを比較する必要がある。

Claude CodeとCodex

開発用途について調べると、現在は、

Claude Code

ChatGPT Codex

がかなり強い。

Claude Codeは特に、

  • 大規模リポジトリ
  • 複数ファイル修正
  • CLI操作
  • リファクタリング

などで評価が高い。

Codexも、

  • コード修正
  • リポジトリ調査
  • テスト
  • GitHubとの連携

などができる。

純粋な開発効率だけを見るなら、Claude Codeにはかなり魅力を感じる。

一方、自分の場合は開発以外にもAIをかなり使っているため、開発能力だけで契約するサービスを決めることはできない。

ChatGPT PlusとClaude Pro

価格帯はどちらも近い。

Claude Proを選ぶメリットは、Claude Codeを含めた開発能力。

特に、

  • CLI中心
  • VS Code中心
  • GitHub中心
  • 大規模リポジトリの修正中心

という使い方ならClaudeはかなり有力だと思う。

一方、ChatGPT Plusは、

  • 開発
  • Web検索
  • 調査
  • 画像生成
  • 音声
  • ファイル解析
  • 自動化
  • 外部サービス連携

など、用途が広い。

自分の現在の使い方にはこちらの方が合っている。

AI市場について調べて印象が変わったこと

各AIを比較する参考として、市場シェアや企業側の動きについても調べた。

ここは自分の利用用途とは直接関係しないが、各サービスの現在位置や今後の方向性を見るための客観的な参考材料にはなる。

ChatGPT

一般利用者では依然として非常に大きな利用者基盤を持っている。

OpenAIはモデル開発だけでなく、

  • ChatGPT
  • Search
  • Voice
  • 画像生成
  • Agents
  • Codex

など、多方面へ機能を拡大している。

モデル単体というより、総合的なAIサービスを作っている印象が強い。

Claude

今回調べて、最も印象が変わったのがClaude。

利用者規模ではChatGPTより小さいものの、

  • モデル能力
  • コーディング
  • Claude Code
  • 開発者からの評価
  • 企業向け利用

では非常に存在感が大きい。

以前考えていた以上にChatGPTの強力な競合になっている。

Microsoft Copilot

当初は、

「Microsoft 365を使っている企業ではCopilotが圧倒的なのでは」

と考えていた。

しかし、AIチャットサービスとして見た場合、ChatGPTほど大きな市場シェアを持っているわけではなさそう。

Copilotの強みは市場シェアというより、

  • Teams
  • Outlook
  • Word
  • Excel
  • SharePoint

などMicrosoft 365へ組み込まれていること。

Microsoftとしても、AIチャット単体のシェアを取るというより、既存のMicrosoft 365ユーザーへAIを浸透させる戦略だと考える方が自然。

その意味ではChatGPTとは少し違う競争をしている。

Gemini

Google側も、

  • Gemini
  • Google Workspace
  • Gmail
  • Docs
  • Android
  • Google検索

という非常に大きなサービス基盤を持っている。

今後の企業利用では、

Microsoft 365 + Copilot

Google Workspace + Gemini

という競争も重要になりそう。

ChatGPTとClaudeの自分なりの評価

ここまで調べた結果、自分の中では、

Claude = 能力・開発特化

ChatGPT = 総合力

という整理が一番分かりやすい。

Claudeは特にソフトウェア開発に魅力がある。

モデル単体の能力でもClaudeが上位に評価されるケースが多く、Claude Codeも非常に強い。

一方、ChatGPTは、

  • 開発
  • 調査
  • 検索
  • 画像
  • 音声
  • 自動化
  • 外部サービス操作

まで幅広くカバーできる。

自分の場合は、この「幅」がかなり重要になる。

他のAIについて

Claude、Gemini、Copilotについては、現在ほぼ無料枠でしか使用していない。

そのため、

「ChatGPT PlusとClaude Proを長期間、同じ条件で使った結果」

という比較ではない。

この点は考慮する必要がある。

実際にClaude ProとClaude Codeを継続利用すれば、開発用途についての評価はさらに上がる可能性がある。

一方、現在の自分の用途全体を考えると、今すぐChatGPTから完全に乗り換える理由もあまりない。

現時点の結論

今後どのAIを中心に使うかを見直すために調べたが、現時点では、

ChatGPTをメインで使い続ける

という結論。

理由は、モデル性能だけではなく、自分が必要としている作業全体を最も広くカバーできるから。

開発だけを見るならClaude Codeはかなり魅力的。

Microsoft 365中心の仕事ならCopilot。

Google Workspace中心ならGemini。

それぞれ強みはある。

ただし自分の場合は、

開発 + サーバー・Web運用 + 通常業務 + 調査 + 文章 + 画像 + 自動化

という使い方になっている。

そのため、一つだけ有料契約を選ぶのであれば、現時点ではChatGPT Plusが最もバランスが良い。

以前は、

「一番賢いAIはどれか」

で考えていた。

現在は、

「自分が行っている作業全体を、どこまで一つのAIでカバーできるか」

で考えた方がよいと思っている。

その基準では、2026年9月時点ではChatGPTが自分には一番合っている。

Claude Codeについては今後も気になるので、無料枠だけではなく本格的に使う機会があれば、改めてChatGPT Codexと比較してみたい。

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